恋愛経験の少ない男性が陥る1回目のデートでの失敗例
草食系男女のための恋愛コンサルタント杏奈 薫(あんな かおる)です。
オラオラ系になれない真面目な男性にこそ陥りがちな初回のデートでの失敗例。決して男としての魅力がないから起こることではないのです。
同じ失敗をしないために、その原因と対処法をご紹介しますね。
まず、原因として多いのが以下の3つです。
①会話が続かない
②何となく会って何となく話して終わる
③見た目やしぐさなどで女性に好かれないポイントがある
もし、「それあるかも!」とおもった方は是非、このまま記事を読み進めて下さい。必ずヒントを得られるはずです。
ライター:杏奈薫
会話で盛り上げようとしてはいけない
①会話が続かない
これは、何を話していいか分からず沈黙になってしまうパターンと、沈黙を恐れて自分がしゃべりすぎてしまうパターンがあります。いずれも根本は同じで、それは「会話を盛り上げようしていること」がほとんどです。
女性と接点の少ない男性ほど、「デートをうまくいかせる」ことが正解だと思い込み、その「正解」が分からず、「不正解」に怯え、自爆してしまうケースが多いのです。
しかし、女性は「デートをうまくいかせること」や「盛り上がる会話」を求めてはいません。
女性の本当のニーズは、「私を分かって欲しい」「私を大切にして欲しい」なのです。エスコートをするのも奢るのも、その手段の一つなのです。
そして、女性は基本的に男性よりも話好きなので、自分の話したい話題であれば、いくらでも話せるものです。男性のスタンスとして大事なのは、「自分が会話を盛り上げようとする」のではなく、「女性が話したい話題を引き出す」ことなのです。それが結果的に「盛り上がる会話」に発展していきます。
逆に、会話を盛り上げようと考えてばかりだと、心ここにあらずの状態を作り、女性から見て「この人は私に興味がないんだな」という印象を与えてしまいます。
女性も男性も人それぞれ。正解なんてものは存在しません。だからこそ、目の前の相手がどんな人なのか興味を持ち、真摯に話を聞いていくことが大事なのです。
まずは、仕事や趣味など当たり障りない話題から、徐々に「なぜそれをやろうと思ったのか」「その趣味にはどんな魅力を感じているのか」など、その人の好みや人柄に触れるような質問をしていきましょう。
笑顔や共感、ポジティブなリアクション、適度な自己開示が大切なのは、女性が自分のことを話しやすくするために有効だからなのです。
大切なのはテクニックよりも意識
②何となく会って何となく話して終わる
「何となく」って自然体でいい面もあるのですが、それが過ぎてしまうと婚活女性の心を射止めるは難しくなるでしょう。
結婚への意識って、どうしても女性の方が高い傾向にあります。それは、出産に対しての苦労やリミットを肌感覚で感じているためです。
だからこそ、恋活ではなく婚活をしている女性の心を射止めるには「意識の高さ」が重要なポイントになってきます。実際、女性が高収入や安定企業の男性を求める心理には、実収入だけでなく意識の高さを感じやすいからというのもあります。
例えば、私が女性のクライアントさんに「もし収入がそこまで高くなくても絶対に家族を幸せにするという強い意志のある男性と、収入は高いけど結婚生活への意識が低い男性だったら、どっちがいいですか?」と質問をすると、ほとんどの女性が前者を選びます。
婚活って就活と通じるところがあるのですが、そう考えてみても「意識の高さ」は重要なポイントだと理解できるはずです。
具体的には、「目標を持つ」ことが大事です。まずは、理想の結婚生活を描いてみること、そしてパートナーとの理想の関係性を書き出し、それが叶いそうな女性像ってどんな人か考えてみる、そうすると自分にとっての理想のパートナー像が浮かび上がります。
そうすれば、必然的に「相手がどんな人か知りたい」という気持ちが湧くので、なんとなくその場をやり過ごすようなデートではなくなるはずです。
もし、理想を描くのが難しければ、「相手のニーズを知る」ということをデートの目的においてみましょう。ただ時間を過ごすよりも、前向きな姿勢が伝わるはずです。
更に、相手のニーズに沿ったデートプランの提案ができれば、その場で2回目のデートの約束だってとれるかもしれません。前述した話の引き出し方のコツを参考にしてみて下さいね。
清潔感は最低条件
③見た目やしぐさ、態度などで女性に好かれないポイントがある
ここでも男女の認識にズレがあるのですが、婚活女性が男性に求めるものは、主に、
1.生理的に無理ではないか
2.価値観が合うか(長く一緒にいられるか)
3.誠実かどうか(裏切ったり路頭に迷わせることをしないか)の3つです。
もっと言うと、顔が整っているか、一般的に女性ウケする人かどうか、恋愛経験が豊富かどうか、はあまり気にしていない女性が多く、とくに真面目で一途な女性ほどその傾向にあります。
1.生理的に無理にならないためには、ファッションと身だしなみを整えることです。女性は顔立ちよりも雰囲気や清潔感を重視しますので、自分自身を手入れをすることで可能性を広げられます。
デートの前には服に汚れやシワ、匂いがないか、カバンや靴も汚れてないかもチェックしてくださいね。また、古くなって表面が毛羽立っているのも、貧乏くさい印象を与えてしまいます。
少し面倒でも、恋人が出来るまでは就活と同じと心得て手入れをし、恋人が出来てからは、相手の好みに合わせながら徐々に自分を出していけば、お互いに心地よい状態を作れるはずです。
身だしなみは、実際に清潔にしていること+髪の毛、眉毛、ひげ、鼻毛、耳毛の処理、と体臭対策です。夏は汗をかきやすい時期なので、制汗剤を持ち歩くのもいいでしょう。朝、洋服を着る前にひと吹き、出先で汗をかいたらトイレでシューっ、人と会う前にも準備としてシューっとすると、かなり防げるのではないかと思います。
一般的に強すぎる匂いは、女性にとっても好みが分かれますが、適度に好みの匂いがするのであれば心地よさを与えます。無臭タイプをベースとし、たまには微香のものも部分的に使ってみるなどして、自分が自信を持てるスタイルを作っていけるといいと思います。
正解を追わず、目の前の相手を大切に
まだまだ続きます!
2.価値観に関してはお互いを知っていくプロセスを大事にすることで自然と見えてくるはずです。「正解」を求めるのではなく、目の前の相手を大切にすることです。そのために前述した話の引き出し方のコツを参考にしてみて下さいね。
また、食事の食べ方が極端に汚い、店員さんに横柄な態度をとる、などNGとされる行為も価値観の相違を感じさせます。
3.の誠実かどうかは、真面目に働いているとか、言ったことを守るとかだけでなく、前述した「意識の高さを合わせること」などで、気持ちを示すこともできます。
如何でしたでしょうか。少し長くなりましたが、デートに「正解」はないこと。そして、目の前の相手を大切にすること(そのために相手の好みや価値観を引き出していくこと)がヒントになれば幸いです。
恋愛経験がなかったとしても、事前準備と意識によって、必ず変わっていくことができます。あなたの幸せを心から応援しています。
幸せになるための
記事を書いた人
4歳から恋愛体質だが、人間関係が苦手で不登校になる。努力してトラウマになるほどのモテ期を乗り越えたコツを余すことなくお伝え中。現在は恋愛講師、コンサルタントとして、男性には共感力をベースにした草食系男性向けのステップを、女性には自分軸を大切にした恋愛成就の在り方を伝えている。
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