この人が結婚相手かも…そんな直感って信じる?
結婚した人の中には、初めて会った瞬間から「この人と結婚するんだろうなって直感した」という人がいます。でも、本当に直感ってあるんだろうか?と疑問に思う人もいることでしょう。
ここでは、結婚相手を直感で選んだという人の体験談をご紹介します。
付き合う前からわかる?直感を感じる出会いとは
出会った瞬間から、この相手と結婚すると思えるような、そんな出会いがあれば、婚活もそう苦労しませんよね。しかし、実際には出会った相手と付き合って、別れて、別の出会いを探して・・・といったことを繰り返しながら、多くの人は結婚していきます。
直感を感じる出会いとは、どういうことをいうのでしょうか?
■直感について
『大辞林 第三版』によると、「直感」とは、「推理や考察などの論理的思考によらず、感覚的に物事の真相を瞬時に感じ取ること」と定義されています。
なので、直感を簡単に説明すると、感覚的に何かを感じ取ることと言えるでしょう。そこに意識は存在しません。
「この人と会った瞬間に、結婚する相手だと感じた」という場合、そこに論理的思考はありません。つまり、出会った相手の顔の特徴や性格、育った背景などを考えて、自分はこの人と結婚するはずだと論理的に考えたというわけではありません。
何らかの感覚で瞬時に「結婚する相手だ」と感じる、これが直感です。
■直感を感じた出会いの一例
・一緒に暮らすイメージがわいた
出会った相手と、結婚して一緒に暮らすイメージがわいた場合、「この人と結婚する!」と感じられるものです。
一緒に暮らすイメージとは、「この人と結婚したら、大きな一軒家を買って、子供を3人産んで幸せに暮らすんだ」というような、自分の夢を思い描くことではありません。
「『会社に遅刻するわよ!』などと言いながら、彼(夫)を起こしている光景」とか、
「山になった洗濯物を見て、『ちょっと手伝ってよ~』なんて小言を言っている光景」など。
このような結婚後の相手との日常的な普通の光景が思い浮かぶようであれば、それは直感を感じた出会いと言えるでしょう。
・親密な関係になってすぐにビビッと感じた
よく言われる「ビビッ」です。これは本当に感覚的なものなので、本人にしか分からないものですが、親密な関係になってすぐにビビッと感じたら運命の人と言えるでしょう。
・この人の子供を産むと強く感じた
好きな彼と会っているときに、「この人の子供を産むんだ」と強く思いながら、デートをしている女性というのはあまりいないでしょう。女性が、特定の相手の「子供を産みたい」と感じるのなら、それはその人と結婚したいということ。
出会った相手を見て、「この人との子供が欲しいな」「この人との子供が見てみたい」などと思ってしまったなら、それは運命の人なのかもしれません。
結婚相手を条件か、直感で決めるのかについて
結婚を考えている人なら、誰でもある程度、結婚相手に求める条件を具体的に持っているものです。年収がいくらくらいとか、こういう職業で年齢は何歳くらい、といった具合に、結婚相手に求める条件を明確にしている人は少なくないでしょう。
しかし、直感的に「この人が結婚相手だ」と思えた人がいても、理想の結婚相手の条件とは違うという場合、どうすべきか迷うところですよね。
直感を信じるのか、冷静に分析して考えた理想の結婚相手像に従うのか、・・・あなたならどうしますか?
■結婚相手への「条件」よりも譲れない大切なこと
結婚相手の条件を具体的にリストアップするのは、相手選びで失敗しないためには良いことです。人は夢中になりすぎてしまうと、冷静に相手を見つめることができないもの。
感情で「この人しかいない!」と思って選んでも、相手は結婚に向いていない人だったということはしばしばあります。
なので、結婚を考えているなら、譲れない結婚相手の条件を具体的に考えておき、理想と思える相手が現われたときに、その条件にかなっているか冷静に判断するのは大切です。
・条件にかなった相手でも、結婚後に変わってしまうことはよくある話
運良く結婚相手の条件にかなった人と結婚できたとしても、結婚後に状況が変わるということはよくあるものです。
例えば、年収2,000万円以上という条件をクリアしている男性と結婚しても、結婚後に勤めていた会社がまさかの倒産。優雅な生活を送れると思い描いていたのに、共働きを強いられてしまったということは起こり得ます。
また、結婚前はとても親切にしてくれて優しかった姑が、結婚した途端、急に冷たくなって嫌がらせをするようになるということもあり得るでしょう。
このように、結婚相手の条件にかなった人と結婚できたとしても、結婚後にその条件が相手から失われるということは十分に起こり得ます。
そのような状況に置かれたとしても、その人を変わらず愛し続けることができるでしょうか?
それとも、あの時に直感を信じて別の人と結婚しておけば良かったと後悔するでしょうか?
・直感だけで結婚まで走るのも考えもの
結婚相手の条件が結婚後に失われる可能性があるのなら、結婚相手の条件にこだわりすぎる必要はないように思えますよね。それよりも、「直感を信じたほうがいい結婚ができるのでは?」と感じる人もいるかもしれません。
とはいえ、何の確信もなく直感だけを頼りに結婚まで走るのは考えものです。
直感を過信しすぎると、冷静な判断ができなくなるからです。そのため、ほかの人達から見ると、「え?大丈夫?」と思うような相手でも、「この人しかいない」と思い込んでしまう可能性があります。
結婚相手を条件だけで選ぶのも考えものですが、直感だけで結婚を決めるものも考えもの。
バランスが大切です。
直感かどうかの見極め方
「この人が結婚する相手だ!」と感じたものの、それは直感ではなく思い込みということもあります。直感とはどんなものなのかを知って、自分の持つ感覚が直感なのかどうかを見極めましょう!
■結婚する相手だと感じる直感ってどんなもの?!
・生活を共にできるイメージがわく
出会った相手と生活を共にできるイメージが自然とわくようであれば、それは“結婚する相手”と直感で感じているといえます。
理想は、お互いが将来を共にすることをイメージできること。お互いが「ほかの人との生活は考えられない」と感じるようであれば、それは運命の相手と言えるかもしれません。
・同じ空間にいるだけで安心でき、沈黙が苦じゃない
何も話さなかったとしても、同じ空間にいるだけで安心でき、心地良いと感じる相手。
そんな相手に会ったとしたら、それは直感で感じる結婚する相手と言えます。
反対に、いくら好みの相手でも、一緒にいるとドキドキしっぱなし、沈黙が続くと居心地が悪いと感じるようであれば、直感で感じる結婚相手とは言えません。
■直感かもと錯覚しやすい 厄介な「ときめき」との違い
直感かもと思ったものの、ただの「ときめき」でしかなかったということもあります。
例えば、この人と一緒にいれて素敵だなと感じるものの、その瞬間に思っただけという場合。
また、お家に帰ってから全然思い出すことがなかったり、その場面のドキドキだけが美化される場合。
これは、胸に抱いてしまった瞬間的な「ときめき」でしかありません。とはいえ、この瞬間の「ときめき」を「直感」だと誤認してしまうことは起こり得ます。
「ときめき」はその相手に限らず、状況次第で感じることのある感覚です。運命のお相手に感じた「直感」は、状況に限らずそう簡単になくなるものではないかと思うので、迷ってしまった場合にはまたお会いした際に確かめてみてもいいかもしれませんね。
直感と上手に向き合おう
結婚相手を直感で選んだという人は少なからずいます。また、結婚相手を条件で選んだという人も多くいることでしょう。理想は、直感を働かせつつ、理想の結婚相手の条件をある程度クリアした相手と結婚することです。
どちらか一方だけにこだわると、結婚相手選びの失敗の原因になるので注意してくださいね。
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