アラサー婚活!辛い現実に負けずに結婚を勝ち取るには?
「アラサーの婚活は厳しい」との声をよく聞きますが、本当なのでしょうか?そうやって言われてはいるけれど、具体的にどう厳しくて、どう戦えばいいのか分からない人も多いはず。今回はアラサーの婚活の実情と、厳しさに負けずに結婚を勝ち取るためにやるべきことについてご紹介します。
アラサーの結婚は厳しい?!未婚率からみる現実
「アラサーの結婚は厳しい」と言われがちですが、現実はどうなっているのでしょうか。男女の未婚率から見てみましょう。
■【男性】年齢ごとの未婚率
政府調査より男性の年齢ごとの未婚率は以下のとおりとなっています。
〇25歳から29歳・・・72.5%
〇30歳から34歳・・・46.5%
〇35歳から39歳・・・34.5%
20代後半までは、まだまだ独身で遊びたい盛りの男性が多いですが、30代前半になるとそろそろ結婚を意識して結婚する人が多いですね。30代後半の未婚率は、20代後半の未婚率と比べてぐっと下がっており、「30代前半までに何とか…」と結婚を決意する人が大半になっています。30代前半までは仕事が忙しく、また自分のキャリアアップやスキルアップ、趣味などに時間を割いて30代後半でそろそろ落ち着こうと考える人が多いのです。
■【女性】年齢ごとの未婚率
一方で女性の年齢ごとの未婚率は以下のとおりです。
〇25歳から29歳・・・61%
〇30歳から34歳・・・33.7%
〇35歳から39歳・・・23.3%
20代後半の未婚率は男性に比べて10%余り少なく、4割の人が20代の間に結婚する夢を叶えているということになります。30代前半でも、男性より13%も未婚率が少なく、「出産のことも考えてそろそろ…」と結婚する人が多いようです。30代後半を見ても、男性よりも未婚率が下がっており、女性も30代前半までには結婚している人が大半だといえます。
女性は、男性に比べて年代別の未婚率がそれぞれ10%余り低くなっており、比較的男性よりも結婚するのが早い、ということが分かります。やはり、出産や育児にかかる体力のことを考えて早めに結婚を考える人が多いですね。
アラサーになると男女ともに結婚したくなる?!
未婚率の変遷を見ても、やはり、アラサーぐらいの年齢になると結婚したくなる人が多いのかもしれません。年代ごとの結婚願望について見てみましょう。
■年代ごとの結婚願望
国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、アラサーになると結婚願望が高くなることが次のように分かっています。
「まだ結婚するつもりはない」と回答した割合は以下の通りです。
【男性】
〇18歳から24歳 71.3%
〇25歳から29歳 39.0%
〇30歳から34歳 25.1%
【女性】
〇18歳から24歳 64.6%
〇25歳から29歳 25.7%
〇30歳から34歳 15.3%
上記から分かるように、未婚率と同じように男性よりも女性の方が10%余り低い結果になっています。女性は特に、20代後半になると結婚したくなる人が多いことがよく分かりますね。何とか30歳になるまでに結婚したいと思っている人も、たくさんいます。アラサーに近づくと、一緒に遊んでいた友達や同僚などが次々と結婚し始め、自分自身も結婚を意識し始める人が多いことから、このような結果になっているのです。
20代後半になると仕事もだいたい覚えて後輩もでき、早い人は重要なポジションを任され始めます。仕事が充実してくると、次は、優先度が下がっていたプライベートを充実させようと結婚に向けて動き出す傾向があります。女性の平均初婚年齢は29歳頃で、まさに、30歳までに結婚しようとする人が多いということがよく分かる結果になっていますね。
■結婚へのハードルと独身でいる理由
国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、アラサーが独身でいる理由は「適当な相手がいない」というものが最も多かったそうです。“結婚しない理由”ではなく“結婚できない理由”として、「良い相手に巡りあえない」が1位となっているということですね。
皆様の身の回りにも、若いうちに出会って付き合い始めた人とそのまま結婚した人は意外に多くいませんか。早くして結婚している人が、若いころから付き合っている相手を伴侶に選んでいるケースはよくあることです。アラサーになると、男性も女性もいい意味でも悪い意味でも目が肥えてしまって、なかなか好みのタイプの相手に出会えないという苦悩もあります。早めに素敵な人を捕まえておいて損はありませんが、アラサーでも思い立ったらすぐに婚活を始めた方が吉です。
若くないとダメとまではいかなくとも、婚活市場は「若ければ若い方がいい」と言う見方をされてしまうことが多く、若いうちに婚活を始めた方がより好みの異性をゲットできるチャンスが高まります。
日本人男性は特に、より若い女性を求める傾向にあることが否定できないため、女性には早めの婚活をおすすめしたいです。アラサーになっても、「今が一番若い」と割り切ってすぐにでも婚活を始めたほうが成婚率も高まるはず。
アラサー婚活の悲しい現実&辛い状況を乗り越えるには
アラサーになってから始める婚活の厳しさについてご紹介しました。いつか結婚したいと思うのであれば、早めの婚活が功を奏します。では、アラサーがぶち当たる辛い現実と、その乗り越え方についてご紹介します。
■アラサー婚活の悲しい現実
アラサー女性は間違いなく若い女性よりも目が肥えています。職場や社交場などでたくさんの男性を見てきたため、理想が高くなってしまっているのです。また、ずっと仕事に打ち込んできた女性は、自分の仕事へのプライドが相手との釣り合いなどを気にしてしまうため、なかなか自分のお眼鏡にかなう男性に出会えないのです。
素敵だなと思う男性は、すでに人のものだった…ということはアラサー女性にとっては日常茶飯事。自分に合う男性がいないと悩むアラサー女性は非常に多いです。
先述のとおり、男性は本能的により若い女性を求める傾向にあるため、職場や飲み会、趣味の仲間の中でも若い子ばかりがモテモテになっているのも悲しい現実のひとつ。若返ることは不可能なので、年齢ばかり気にしても仕方ないとは分かっていても、自分に自信がなくなってしまいますよね。
特に、若いころ男性に困らなかったようなアラサー女性ほど、男性に振り向いてもらえない自分にどんどん嫌気が差して、自信喪失してしまうパターンが多いのです。
■アラサー婚活を乗り越えるためには
アラサーの辛い婚活を乗り越えるために最も大切なことは、若さではなく他の武器で勝負することです。若さは年数が経つと失われてしまいますが、長年培ってきた対人スキルや上品な身のこなし、言葉遣い、家庭的な一面などはそうそう簡単に失われるものではありません。若さ以外に勝負できる長所を自分で見つけて、そこを売りに婚活に励みましょう。
そのためには、まず、20代と30代では恋愛や結婚に対する価値観が、男性も女性もまったく違うことを理解することが重要。20代には20代の良さがもちろんありますが、30代の女性にしか出せない大人の魅力や長所も必ずあるのです。視野を広げて自分を客観的に見て、自分のアピールポイントを探しましょう。婚活中のアラサー男性についても、なかなか好みの相手がいないと嘆いている人が少しはいます。「貴女のような女性を待っていた」と言ってくれる人が見つかるまで、不安になりすぎず焦らないで婚活を進めましょう。
まとめ
さて、今回はアラサーの婚活事情についてご紹介しました。やはり世間的に見ても結婚の適齢期は20代後半が最も多くなっていましたね。
30歳までに結婚し、35歳までに子どもを産みたいという女性が多いため、このような結果になっているのでしょう。アラサーの婚活状況は厳しめですが、無理だというわけではありません。自分の魅力を再発見して、素敵な異性に出会いましょう。
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