実家暮らしの女性が結婚できない理由とは?
晩婚化が進み、生涯独身が増えている昨今、女性の実家暮らしは一人暮らしに比べて結婚に対して不利になるのでしょうか?
ここでは、女性の実家暮らしと一人暮らしは「結婚できる・できない」と、どう関連しているのか、また「結婚できない理由」などを見ていきます。
実家暮らしの女性が結婚できない?
実家暮らしの女性は、ひとり暮らしの女性と比較した場合、男性から見て結婚相手の対象として避けられてしまう傾向にあります。
なぜなら、「実家暮らし=自立できていない」というイメージが強くもたれてしまうからです。
対して、一人暮らしの場合は一人ですべてのことをこなしているため、「自立している」という印象が強く、一般的にみて実家を出ている女性は結婚率が高くなるのです。
詳しく、以下でみていきます。
■実家暮らしの女性が結婚できない割合は?
2015年に行った親と同居する未婚者の調査によると、実家暮らしで未婚の女性(18~34歳)は78.2%という数字が出ています。未婚女性のうちおよそ8割の女性が実家暮らしであるということになります。
[参考] 国立社会保障・人口問題研究所:図表Ⅰ-4-2 調査・従業上の地位別にみた、親と同居する未婚者の割合
就労形態も多いに関連性があり、正規の職員の場合は72.6%、収入が不安定になりがちな派遣・嘱託の場合は82.3%、パート・アルバイトの場合は86.6%という数字が出ています。
対して、一人暮らしの異性とお付き合いしたいと思っている男女の割合は高く、8割以上の人が実家暮らしよりも一人暮らしのパートナーを望んでいるようです。
[参考]マイナビウーマン(2017年2月Webアンケートによる
■実家暮らしの女性に対するイメージは悪い?
上述のとおり、一人暮らしの女性は
「何事も一人で行うため、自立した生活をしている」
というイメージがあるようです。
対して、実家暮らしの女性には
「精神的に自立していない」
というイメージを持たれているようです。
実家暮らしの場合は、
「親に甘えている自立できていない」
「親に頼って生きている」
といったイメージが先行しているように思います。
多くの男性は、
「結婚したら女性には家のことを任せたい」
「生活費の管理をしてもらいたい」
「対等な立場で家庭を築きたい」
と思っています。
よって、精神的に自立した生活を送っている経験がないと恋愛や結婚相手として選ばれにくいということになります。
つまり、実家暮らしはひとり暮らしの女性と比較した場合、結婚相手の対象として避けられてしまう傾向にあるということになります。
また、
「親からの束縛が強い印象がある」
「家事は母親にやってもらうため得意ではなさそう」
などといったイメージも強いようです。
多くの男性が「家事の経験のなさ」を心配しており、それがネックとなっている感があります。
以上を見るだけでも、結婚だけではなく恋愛にすらたどり着くことへのハードルが高そうに感じてしまいますね。
実家暮らしの女性の強み
しかし、実家暮らしの女性にも強みはあります。実家暮らしならではのポイントを紹介します。
■貯金がしやすい
実家暮らしのため、一人暮らしと比べると経済的に余裕があります。浪費せずに意識すれば、貯金をするのに最適な環境です。
結婚をする上では貯蓄があった方が結婚式や、その後の生活においても苦労なく進められるといた良いイメージがあります。
■相手の両親との親交を深めるのが早い
実家暮らしの場合、日ごろから親とコミュニケーションが取れているであろうと考え、お付きあいをはじめれば「早い段階で女性の家族とも仲良くなれる可能性が高い」と考えます。
女性の両親から、家族のように接してもらえる期待が高まります。また、両親と親しくなればなるほど、結婚を急かされてしまう可能性が高くなるので、それをわかってお付き合いを希望してくれる男性が好ましいです。
逆に、「実家暮らし」と聞いて距離を置くような男性では、誠実さが少し足りないと判断をした方がよいかもしれません。
■親を大切にしている
社会人になっても、実家暮らしをしている女性はそれだけ家族と仲が良いという印象があります。家族のことを大切にして、実家で両親を助けたいからそばにいるのだろうという解釈もできます。
また、親が一人親である場合、年老いていくことが心配で実家暮らしをしている場合も。それぞれ家庭において、事情があるはずなので、一概に実家暮らしだから「親に甘えている」とは言い難いところがあります。
合わせて、自分の家族を大切にできる人は、きっと結婚相手の家族も大切にできるだろうという印象があります。
実家暮らしの女性が結婚するには
実家住まいにはそれなりのメリットがありますが、家を出られない事情がある人を除いては、やはり一人暮らしをすべきでしょう。
■今すぐ実家から出る
上述のとおり、実家暮らしのメリットや強みはありますが、実際に男性は結婚するなら一人暮らしの人のほうがいいと思っています。
実家暮らしということが結婚に対してネックになるのであれば、今すぐ実家から出ることを考えてみましょう。
実家にいるときには気づけなかったことが、「一人暮らしをすることでお金には換えることができない経験」をすることができます。誰にも頼ることなく、一人暮らしをすることで経験値が高くなっていくのです。
いわゆる、社会勉強となり、結婚をして家のことを任されたときでも一人暮らしのときの経験が役に立ちます。
以下で、一人暮らしのメリットとデメリットをお伝えします。
■メリット
・誰にも干渉されることがなく、自由である
・経済的・精神的に自立して成熟し、倹約することも覚えられる
・仲間や友達を自宅に招きやすくなるため、人間関係を構築しやすくなる
・経済的・精神的な面で結婚してパートナーと過ごす良さを感じることができる
・親や家族の大切さに気付き、感謝の気持ちが増えるためケンカをしなくて済む
■デメリット
・引っ越しのための費用がかさむ
・生活のリズムが乱れやすくなる
・お金がかかる、貯金がし難くなる
・家事のための時間と手間が必要になる
・防犯対策に気をつけなければいけない
・病気のときに看病をしてくれる人がいない
・実家暮らしよりも、自由に使えるお金が少なくなる
・電気のついていない暗い部屋に帰らなくてはいけない
・一人分の食事を作るのが手間になり、食生活が乱れやすくなる
■実績がある婚活相談所に頼る
実家暮らしの人が婚活を行う場合でも一人暮らしと同様に、さまざまな方法があります。主には、婚活サイトに登録したり、婚活パーティーに参加したりといった方法があります。
つまり、出会いの場に積極的に足を運び、行動をするということです。そうすると、実家暮らしに対するさまざまな意見をもらうこともできます。実家暮らしに対して否定的な意見もあれば、「これから変わればよい」というおおらかな見方をしてくれる男性もいるのです。
とにかく多くの人と出会い、いろいろなタイプの人に出会うこと。そうしなければ、実家暮らしをやめるきっかけも見つからないままでしょう。
また、信頼と実績がある婚活相談所に頼ってみることも一つの方法です。結婚相談所では、「実家暮らし」であることを条件にしている人や、「一人暮らし」や「自立している」ことを条件にしていない人を紹介してくれる場合もあります。
まとめ
実家暮らしでも、結婚をすることは可能です。しかし、そのためには出会いの数を広げていく必要があります。
結婚相談所であれば男女ともに、相手に求める条件を絞ることができるため、効率よく婚活を行うことが可能です。また専門のカウンセラーやコンシェルジェが在中しているため、心配なことを相談することもできます。
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