一度はあきらめた婚活を再開したけれど…アラフォー女性の「婚活疲れ」

こんにちは、バツイチ文筆家のきのコです。今回のテーマは「婚活疲れ」。

ご相談くださったのは、アラフォーの女性の方。30代前半の頃に婚活をしていたが、理想の男性と出会えず中断。「やっぱり子供が欲しい!」と思い再び登録したところ、現実は以前ほど申し込みもなく、きても理想とは離れた年上の人ばかり。自分から申し込みをしてお会いしても、 2 回目に繋がらず振られてしまうことも多々あるそうです。
「がんばってもストレスがたまるだけなのでは……」と行き場のない思いを抱えているとのこと。

結婚したい相手の条件をリスト化して順位付けしよう

「婚活が前に比べて進めづらい」というお悩み。相談者さんの婚活がうまくいかないのは、「婚活は女性が一方的に選べる立場」と思いこんでいて、理想や条件が高いからです。

適切な高さの理想や条件を明確にするために、まずは、結婚したい相手の条件をリストアップしましょう。頭の中で思い描くのではなく、実際にリストを作ってみてくださいね。
最初は、高望みかどうかなんて気にせず、ワガママに、全ての条件を出し尽くしましょう。ただし、「優しい人」などの抽象的な表現ではなく、たとえば「怒ったときに怒鳴らない人」「悩みを抱え込まないで相談してくれる人」など、具体的に書いてください。

あと、足切り条件を考えることも忘れないで。喫煙者と付き合いたくないとか、借金を抱えている人は嫌とか、「どんなに素敵な人でもこういう部分があったら無理」という条件があれば、それを裏返して「煙草を吸わない人」「借金がない人」などの条件でリストに入れましょう。

全ての条件をリスト化したら、次はその条件に優先順位をつけてください。上から何位までが必須なのか、何位からが必須ではないのかを明確にしましょう。そして、その必須条件は婚活の進み具合を見ながら随時、見直してゆくこと。たとえばリストの上から5位までを必須条件にしていて、どうも条件に合う人とうまく出逢えないようなら、下からひとつずつ削ってゆくのです。

その「優先順位」を頭に叩き込んでおけば、理想の人と出会ったときに、相手のスペックを並べて「この点は素敵だけど、あの点はちょっと……」などと悩まずに済みます。
条件がきちんと出揃ったら、そのような条件を揃えた人はどういうイベントや店に出入りしているか、という場所探しもお忘れなく。

婚活エニアグラム診断を受ける

婚活は「女性が男性を選ぶ」ものではありません

婚活においては、男女の立ち位置は平等と心得ましょう。「婚活は女性が男性を選び放題」という市場ではないのです。ジェンダーとは関係なく、年齢や職業や、あらゆるスペックで、婚活市場で戦う人々は比較されます。あなたが男性を比べて選ぶのと同様、男性もまた、あなたを含めた多くの女性を比べて選んでいるのです。

どんな会社も「競合他社」を意識した経営戦略を立てるのと同じように、あなたが理想とする男性も、条件によってはいろいろな女性がライバルとなり得ます。どのような女性がライバルになり得るかをしっかりと想定し、そのライバルに自分はどのような強みで勝てるか?という予測を立て、自分磨きに励みましょう。

そのためには、理想の男性の条件、自分の強みと弱み、ライバルの強みと弱みを明確にすることが必要です。もし自分では分からなかったら、女友達に自分の強みと弱みを訊いてみることも有効ですよ。

大切なのは、理想に100%合致する「完璧」な人を求めて、いつまでも青い鳥を追いかけ続けないこと。そのための条件の優先順位付けです。「この人も悪くないけれど、もっと良い人が見つかるのでは……」と考えていては、永遠に現実の相手に満足できません。相談者さんは「子供を産みたい」のが婚活の動機なのですから、何歳までに子供を産みたいか、そのためには何歳までに結婚したいか期限を決めて、そこから婚活スケジュールを逆算しましょう。
たとえば「今日から半年以内に出会った中でいちばん素敵な人とお付き合いする!」と決めるのも手です。そのためにも、一つひとつの出会いを「やっつけ」でこなすのではなく、条件はきちんと頭に入れた上で、目の前の出会いに真剣に向き合いましょう

とはいえ婚活は漫然と何年もダラダラ続けるようなものではありません。同時に複数の人とやりとりしてもよいのです。
婚活は「一生にたった一人の運命の人」を見つけるものではなく、限られた時間や条件の中で自分にとって最適な相手を決めるものだと割り切って考えてください。妥協と捉えず、新たな出逢いを広げるチャンスとして、改めて今の条件を見直してみることも大切ですよ!

後悔のない婚活をはじめるなら

今日からスタート♡

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